マリオットと協業へ/森トラスト
伊良部のホテルを第1号に
森トラスト(伊達美和子社長)はこのほど、伊良部島で建設しているホテルに同社の新ブランド「翠 SUI(スイ)」を冠することを決めた。同ブランド第1号ホテルとなる。併せてマリオット・インターナショナルの最高級カテゴリーブランド「ラグジュアリーコレクション」を導入することも発表。ホテル名は「イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古」となる。2018年中に開業する。
「翠 SUI」は2015年に開業した「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」のコンセプトを昇華させたもの。その土地の魅力を最大限生かすホテル運営を目指す。
現在125の国と地域に6200軒以上のホテルを持つマリオットの「ラグジュアリーコレクション」を導入して世界の富裕層を誘致する。他では味わえないその土地ならではの体験を提供。伊良部の「手付かずの楽園」をPRする。
プレスリリースで森トラストの伊達社長は「手付かずの楽園伊良部島で、その魅力を一層引き立てる『イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古』を開業できることをうれしく思う」との談話を発表。「伊良部の魅力に新たな付加価値を加え、世界中の旅行者に新たな魅力を発信できることと確信している」とした。
18年中に開業する新ホテルの建設地は、伊良部字伊良部。敷地面積は9027平方㍍、延床面積は5500平方㍍。地上4階、地下1階の構造になる。
客室はスイートルームを含め約60室。レストランやビーチクラブ、フィットネス、スパ、インフィニティプールなどを付設する。