教育・文化
2010年5月21日(金)16:47
元気に「ただいま」/遠洋航海終え帰島
宮総実高海洋科学科3年8人
宮古総合実業高校(下地廣治校長)の海洋科学科の3年生8人が、38日間の遠洋航海を終えて20日、平良港に帰港した。
晴れ晴れとした表情でタラップを降りた実習生たちに教諭や父母たちは「お疲れさま」「お帰りなさい」などと声を掛けて出迎え、生徒たちの頑張りをたたえた。
今回の遠洋航海は「海邦丸五世」(金城勝船長)に乗り込み、4月13日から今月20日までの間に、11回の調査操業実習とパラオ入港などを行った。
平良港第2ふ頭で行われた下船式で、下地校長は「学校で学べない多くのことをこの38日間で学習したと思う。この貴重な経験を今後の生活に生かしてほしい」と話した。
また、金城船長も「この実習の中で人への思いやりの大切さなどを学んだと思う。この貴重な体験を生かしてこれからの学校生活も頑張ってほしい」と述べた。
実習生を代表して砂川清哉君は「船内生活の中で学んだ多くのことをこれからの学校生活に生かし、3年生の自覚を持ってこれから頑張っていきたい」と意欲を示した。