宮古で新たに2店舗/おきなわ食材の店
県産食材活用で認定
県農林水産部はこのほど、県産食材を積極的に活用した料理を提供し、その食材の魅力を発信する2017年度「おきなわ食材の店」に宮古関係では「三線ライブ居酒屋美琉太陽」「飯田麻里子店長)と、「畑の中のジュース屋さん」(根間良光代表)を新たに認定した。
県宮古合同庁舎で1日、登録証交付式があり、県宮古農林水産振興センターの植田修所長が飯田店長と根間代表に登録証を交付し、併せてリュウキュウマツ製作の楯、「おきなわ食材の店」と書かれたのぼりセットを贈呈した。宮古では今回の2店舗を含めて累計42店舗の登録となった。
「おきなわ食材の店」登録制度は、地産地消推進の一環として県産農林水産物の消費拡大を図る目的に2008年度にスタート。17年度10月末現在で県内の全登録店は累計278店舗に増えた。
交付式で、植田所長は「今後とも『おきなわ食材』の認知度向上と、県産食材の利用拡大につながるよう支援していく」と積極的に取り組んでいく姿勢を示した。
「三線ライブ居酒屋美琉太陽」は、平良の盛加越公園近くにあり、今年で開店3年目。飯田店長は「宮古の海で取れた新鮮なアカマチ、マグロ類、カツオなどの料理を提供している。人気のメニューは刺し身の盛り合わせ」と笑顔で語った。
「畑の中のジュース屋さん」は、下地の与那覇前浜付近にあり、今年で創業8年目。根間代表は「栽培しているマンゴーでマンゴージュース(果汁100%)、マンゴーアイスクリーム、マンゴーピクルス(漬け物)を販売している」とアピールした。