アジア各国の代表が競う
JAL折り紙ヒコーキ大会開幕
第1回JAL折り紙ヒコーキアジア大会(共催・市、折り紙ヒコーキ協会)が4日、2日間の日程でJTAドーム宮古島で開幕した。開会式では、タイ、香港、ベトナム、韓国、フィリピンなどの国からの代表と、地元参加者らが互いの健闘を誓い合った。
あいさつで、大会長の下地敏彦市長は「この大会を通して島の子供たちとアジア各国の子供たちが交流を深め、互いに成長し、世界に羽ばたくことを期待している」と述べた。
また、日本航空代表取締役専務執行役員の大川順子副大会長も「私たちJALグループは世界大会まで目指して行こうと考えている。私たちもしっかりサポートするので熱い2日間を過ごしてほしい」と呼び掛けた。
歓迎のあいさつでは稲福具実所長と県教育事務所の下地政昭所長が競技を通して選手間で交流を深めながら、宮古島の魅力を満喫することを呼び掛けた。
そのほか、激励のあいさつでは宮國博教育長が「一枚の紙を折り曲げて作る紙飛行機は私たちが目指す発想力、想像力を育てることになる。大会を通して素晴らしい時間を過ごしてほしい」と話した。
選手宣誓では、恩川愛椛さん(南小6年)が「大会では折り紙飛行機を丁寧に作り、折り紙飛行機を愛するアジアの皆さんと楽しく交流しながら優勝を目指して精一杯競技したい」と決意を述べた。
期間中は、アジア各国代表による滞空時間競技のほか、宮古島の子供たちによる大型紙ヒコーキ記録やギネス記録への挑戦などが行われる。