最優秀賞に砂川君ら6人/童話・お話・意見発表大会
代表52人が表現力など競う
第51回宮古地区童話・お話・意見発表大会(主催・宮古地区PTA連合会)が5日、鏡原小体育館など4会場で開催され、各学校の代表52人が内容や表現力を競った。審査の結果、小学校低学年の部(童話)では男子が砂川昌璃(しょうり)君(砂川小2年)、女子は仲里梨花さん(鏡原小2年)が最優秀賞に輝いた。最優秀賞を受賞した6人は12月8日に開催される県大会(島尻地区大会)に宮古地区代表として出場する。
小学校低学年の部の童話発表には、男女17人が出場。民話や伝説など創作された物語を、元気はつらつとした声にジェスチャーを交えながら披露した。
同高学年には7人の児童が参加。学校や普段の生活の中で考えたり思ったりしたことを堂々と発表した。
中学生の意見発表には男女それぞれ14人が出場。人生や可能性、夢、親友など、多岐にわたるテーマで聴衆を引き付けた。
このうち、「僕らは、まっすぐ、見ているか」とのタイトルで中学生の部男子で最優秀賞を受賞した嘉手川将嗣君(久松中3年)はいじめをなくすには、想像力と勇気が鍵だとし「この二つの力を僕たち一人ひとりが持っていれば、人の痛みを分かり合える温かい人間関係ができる」と訴えた。
同大会は、発表の活動を通し表現力の養成に努め、情緒の陶冶と言語教育の発展に役立てるのが目的で開催された。