アララガマ魂で優勝へ/県民体育大会選手団結団式
長濱会長が選手激励
石垣市をメイン会場として今月17日に開会する第69回沖縄県民体育大会へ出場する宮古代表選手団結団式が4日、市内のホールで開かれた。市体育協会の長濱博文会長が、開会式で旗手を務めるハンドボール競技の平良裕二選手に団旗を授与したほか、「アララガマ魂で1回戦を突破し、ベスト4、優勝へと勝ち上がろう」と各競技の代表選手を激励した。
5年ぶりの先島開催となる今大会には宮古島市から16競技に選手監督320人、本部役員12人の総勢332人が参加。バレーボール、バスケットボール、ウエイトリフティング、卓球、バドミントンは宮古島で開催される。
結団式では各競技の監督と参加選手数が紹介されたほか、石垣市総合体育館メインアリーナで17日に開催される総合開会式で宮古代表選手団の旗手を務める平良選手に長濱会長から団旗が手渡された。
長濱会長は、宮古島市が昨年、男女総合で最下位という結果に終わったことについて「大変恥ずかしく、屈辱的な結果」とした上で「今回の大会はなにくそやるぞ、アララガマ魂を思い起こし、1回戦を突破し、ベスト4、優勝へと勝ち上がっていこう」と奮起を促し、総合成績で1桁以内、入賞のベスト8を目指したい考えを示した。
市教育委員会の宮國博教育長が「自信と誇りを持って各競技に臨み、満足のいく結果が得られることを祈念している」などとする下地敏彦市長のあいさつを代読するとともに、「県民体育大会は各地域を代表してみなさんが順位を競う。目標へ向かう心の強さを持ってもらいたい」などと呼び掛けた。