伝統の美と技を一堂に/市博物館
きょうから「重文」秀作展
全国重要無形文化財保持団体協議会に加盟する14団体の伝統工芸品を一堂に展示する第25回重要無形文化財保持団体秀作展「日本の伝統美と技の世界」(主催・同協議会、同協議会宮古島大会実行委員会)が9日から、市総合博物館で開催される。19日まで。入場無料。時間は午前9時から午後4時30分(入館は午後4時まで)。
全国重要無形文化財保持団体協議会には宮古島の宮古上布保持団体をはじめ柿右衛門製陶技術保存会(佐賀)、越後上布・小千谷縮布技術保存協会(新潟)、輪島塗技術保存会(石川)、本美濃紙保存会(岐阜)など14団体が加盟していて、毎年、持ち回りで秀作展を開催。宮古島での開催は2004年以来の2回目となる。
今回は14団体から合計で43点が出展されるほか、伊勢型紙や久米島紬、苧麻績みの実演、宮古上布製作工程の一部体験なども実施される。
関連ベントとして期間中、市伝統工芸品センターで「宮古の織物展」と題し、宮古上布保持団体所蔵品の展示や、苧麻引き、苧麻績み体験、織物や小物の販売などが行われる。時間は午前9時から午後6時。