環境・エコ
2017年11月9日(木)9:02
60人が育林作業/美ぎ島グリーンネット活動
防風林帯の下草刈る
緑づくりのボランティア組織「美ぎ島宮古グリーンネット」(会長・下地敏彦市長)の育林活動が8日、下地の積間地区で行われた。
今回の活動には、会員と12人の高校生を含む約60人が参加して、これまでに植樹した防風林帯周辺の下草刈りなどを行った。
あいさつで会長の下地市長は「私たちのこれまでの取り組みで宮古には確実に緑が増えてきている。今回は森林組合で研修中の高校生12人もこの活動に参加する。若い世代がこうした取り組みを通して緑化推進に興味を持ってくれればうれしい」と述べた。
同地区には、2007年度に533平方㍍の敷地にヤブツバキやイヌマキなど594本が植樹されたほか、年度にも「花王みんなの森づくり活動助成」で1128平方㍍に1027本が植樹されている。
今回は、その時に植樹された箇所の育林(下の草刈り)作業で、参加者たちは樹木の成長に影響を与えるほど伸びた雑草や先月の台風で折れた枝などを除去した。