新議長に嵩原弘氏を決定/市議会与党
副議長は上地氏/正式には臨時会で
調整つかず 投票で決める
市議会の与党議員17人は13日、市役所平良庁舎で会合を開き、嵩原弘氏(63)を議長候補にすることを決めた。22日の臨時会で、全議員による投票で正式に決定されるが、与党が多数を占めていることから事実上の決定事項となる。副議長には上地廣敏氏(64)を候補とした。
出席した議員によると、新議長には嵩原氏と佐久本洋介氏(70)、副議長には上地氏と平良敏夫氏(65)のそれぞれ2人が意欲を示したため、各2人を退席させた後、人が投票し決めたという。
取材に応じた嵩原氏は「歴代議長の実績を踏まえ、元気の良い議会活動をしっかりとまとめていきたい。議会の議論が深まれば、宮古島市の発展につながる。議員全員の力添えをいただきながら議会運営に取り組んでいきたい」と抱負を語った。
上地氏は「議長を補佐する立場なので、議長の運営方針に従って二人三脚で頑張っていきたい」と話した。
市議会では、議長は2年で交代するのが慣例となっている。市議会事務局によると、議長の任期は基本的には4年だが、2年交代は他の議会でもあるという。
嵩原氏は、平良東仲宗根出身。旧平良市議1期。宮古島市議3期目。
上地氏は下地上地出身。宮古島市議2期目。