特産物でスイーツ開発/最優秀に「シークワサー水ようかん」
宮古島スイーツコンテスト(主催・宮古島地域雇用創造協議会)の最終審査会が12日、JAおきなわ宮古地区本部大ホールで開かれた。最終エントリー作品5品を特別審査員人と一般審査員300人で審査を行った結果、平良西里で居酒屋を営む堀田悟さんの「シークワサーの水ようかん」が最優秀金賞を獲得した。
宮古島を代表する特産物を使った新しいスイーツの開発、商品化を目指す同コンテスト。4回目となる今回は30作品の応募があり、書類審査を10作品が通過。特別審査員らによる2次審査で「シークワサーの水ようかん」のほか、「もちっと雪塩キャラメルマンゴーロールケーキ」、「I LOVE 島パリブレスト」、「南国クリームサンド」、「島色ちょこっとマフィン」の5作品が最終エントリー作に選ばれた。
最終審査会の冒頭、地域雇用創造協議会の会長を務める長濱政治副市長が一般審査員に向け「島の名物としてみんなに喜んでもらえるような商品を選んでいきたい」と呼び掛けた。
審査は審査員が5作品を試食し、①見た目・バランス②ネーミング③インパクト④サイズ⑤味-など9項目を5段階で評価。トータルポイントの最も多かった「シークワサーの水ようかん」が最優秀金賞を受賞した。残る4作品はいずれも僅差だったことから4作品ともに金賞が贈られた。
最優秀金賞の堀田さんは「すごくうれしい。最優秀になるとは全く考えていなかった。ようかんでシークワーサーの風味を楽しんでもらえるのがポイント。商品化して空港などに置いてもらえるとうれしい」と語った。
最優秀金賞作品の商品化に向けては地域雇用創造協議会がバックアップを行う。