西城団地請負契約を提案へ
12戸、契約額2億6900万円
下地敏彦市長は22日に開会予定の市議会臨時会に、城辺西城市営住宅の改築工事請負契約の締結を求める議案を提出する。同工事は建築、屋外整備、解体工事で、契約額は2億6940万円(消費税及び地方消費税込み)。工期は議会議決後の23日~2018年8月27日まで。
提案される請負契約についての議案によると、契約相手は古波蔵組・川平建設共同企業体(JV)。
建設場所は、城辺字西里添地内の現西城市営住宅で、鉄筋コンクリート造(RC造)3階建て。部屋は3LDKで戸数は12戸。
電気は三和電気(請負額2200万円)、機械は丸秀(同2910万円)、監理委託はながはま建築工房(同812万円)。同工事は、予定価格が議会議決に必要な1億5000万円を超えていないため、議会の議決は不要。
同市営住宅は、築30余年を経過し老朽化が著しいなど、良好な居住環境を供給できない状況にあることから建て替える。
5棟(6戸)、6棟(12戸)の改築は完了しており、今年度と来年度で旧6棟の解体と、新7棟の建築、屋外整備工事を行う。
全体の事業費は8億142万円で、うち5億5087万円が国の補助。
入居者は、同住宅に入居していた人が優先。