宮古で卓球競技/県民体育大会
10年ぶり、14市郡が出場
第69回沖縄県民体育大会の卓球競技開始式が18日、市総合体育館で行われた。今年の同大会は5年ぶりの先島開催となり、宮古での卓球競技は10年ぶり。開始式では、長濱政治副市長と宮古の卓球競技関係者らが県内14市郡から集った選手たちを歓迎した。
競技会長あいさつでは、沖縄県卓球協会の具志堅侃会長代行が「10年ぶりの宮古開催だが今、宮古は小中高のレベルがすごく高く、将来が楽しみな地域。その宮古に市郡から約400人が集結した。皆さんの熱い戦いを期待している」と述べた。
歓迎のあいさつで長濱副市長は「リオオリンピックの卓球競技で日本は活躍した。2020年の東京オリンピックでも期待の競技。ぜひ、スポーツアイランド宮古島で熱戦を繰り広げてほしい」と呼び掛けた。
また、宮古島市男子代表の伊志嶺圭司さんと女子代表の狩俣道世さんが宮古方言を交えながら「プレッシャーにも負けず各市郡の誇りを胸に全力でプレーすることを誓う」と力強く宣言すると、会場からに大きな拍手が送られた。
卓球競技はこの日ベスト4が決定し、19日には準決勝と決勝が行われる。
今回の県民体育大会には宮古島市から16競技に選手監督320人、本部役員12人の総勢332人が参加する。
宮古では、卓球競技のほか、バレーボール、バスケットボール、ウエイトリフティング、バドミントンが開催される。