市議会議長に嵩原弘氏/副議長は上地廣敏氏
「初議会」投票で決定
宮古島市議会は22日、改選後初議会となる臨時会を開いた。正副議長の投票が行われ、嵩原弘氏(63)が選出された。副議長には上地廣敏氏(64)が選ばれた。嵩原氏は「議会は行政のチェック機関だけでなく、行政への提言も重要。活発な議論を展開することにより市民生活の向上、市の発展につながる。活力ある二元代表制の議会をしっかりと運営していきたい」と決意を表明した。
議長選挙は、議員24人一人一人が、議場正面に設置された投票箱に投票。粟国恒広氏と上里樹氏の立ち会いの下、開票が行われた。
その結果、有効23票、無効1票となり、嵩原氏票、上里樹氏4票、國仲昌二氏1票となった。
引き続き副議長の選挙が行われ、票を獲得した上地氏が当選した。友利光徳氏4票、國仲氏1票だった。
上地氏は「身の引き締まる思い。議長を補佐しながら、活発な議会運営に努めていきたい」と抱負を述べた。
嵩原 弘(たけはら・ひろし)1954(昭和29)年8月28日生まれ。63歳。平良字東仲宗根出身。東京読売理工専門学校卒。旧平良市議1期。宮古島市議3期目。
上地 廣敏(うえち・ひろとし)1953(昭和28)年1月22日生まれ。64歳。下地上地出身。宮古水産高校卒。宮古島市議2期目。