砂川君(砂川中2年)が県教育長賞/県青少年育成大会
「深夜はいかい防止」ポスター
【那覇支社】「守り育てよう 美ら島の子」をテーマに、第38回県青少年育成大会(主催・県、県教育委員会、県警本部など)が21日、県庁講堂で行われ、宮古島市からは砂川竜志君(砂川中2年)が「青少年の深夜はいかい防止県民一斉行動」ポスターで、県教育長賞を受賞した。
表彰を受けて、砂川君は「素晴らしい賞をもらえて、とてもうれしい。(ポスターの)みんなを見詰める目が、目立つように濃い緑色にした。家族とのつながりを大事にし、深夜はいかいをやめてほしいとの思いを込めて描いた」と話した。
同大会は、内閣府が主唱する「子ども・若者育成支援強調月間」に連動する事業。青少年や青少年育成関係者が一堂に会して、青少年が目標を持って自主自立の精神を確立することや、育成者の激励や支援のあり方について考える機会とすることを目的に、毎年開催されている。
今年は、善行青少年15人と1団体、青少年育成功労者13人と1団体のほか、「深夜はいかい防止」作文・ポスター・標語と「家庭の日」絵画・ポスターの受賞者人に、賞状と記念品が贈られた。
大会では、沖縄国際大学の山入端津由名誉教授による「非行にすすむ別れ道~非行にすすんだ理由 立ち直った理由~部活動を通した青少年の健全育成」と題した講演もあった。
表彰式で、翁長雄志知事(代読・金城弘昌子ども生活福祉部長)は「未来を担う青少年が、豊かな人間性を育み創造性や社会性を身に付け、心身ともに健やかに成長していくことは、県民すべての願い」とあいさつした。