城辺保良にコテージ47棟/オーシャンズリゾート
「ヴィラボーラ」来月開業
オーシャンズリゾート(市城辺保良、島尻千洋社長)が運営するコテージ型の宿泊施設「ヴィラボーラ」が12月に開業する。1戸建てで全47棟。同社では「宮古島の東海岸線のリゾート施設として、島の観光振興に貢献していきたい」と話している。
同施設は、同社が運営するゴルフ場・オーシャンリンクス宮古島の入り口向かいに整備した。敷地面積は1万6000平方㍍。
コテージは1棟貸切で、面積は52平方㍍。寝室と居間、トイレ、シャワーのほか、野外テラスにはプライベートプールとジャグジーが付いており専用駐車場も完備している。
ゴルフ場にある電動カートの貸し出しで、クラブハウス棟への往復も可能だ。
同社は、ゴルフ場と宿泊施設の一体化を強調。「早朝からゆっくりとゴルフができる旅行プランを提供していきたい」と話している。
また、東平安名崎沿いの海岸を利用したマリンレジャーサービスも計画。ボートの底が透明のスケルトンカヌーを導入し、船底から海中観察を楽しんでもらうことにしている
客層は県内外のゴルフ愛好者や家族連れ、若者などをターゲットに、韓国や香港、台湾などからの外国人観光客にも期待を寄せている。
開業に合わせて約20人の従業員を採用するなど、地域の雇用も創出した。
同社総支配人の大見謝武彦さんは、「宮古観光の一翼を担う施設にしていきたい」と話した。地元保良にこだわり、宿泊施設名の「ヴィラボーラ」は「保良」から取ったという。
12月1日には関係者約200人を招いてオープンセレモニーを開催する予定だ。
宿泊は1~4人まで。問い合わせは「ヴィラボーラ」代表(電話77・8012)まで。