宮島幼小、来年4月廃校へ/市教委定例会
12月議会に議案提出
市教育委員会(宮國博教育長)の第8回定例会が24日、市役所城辺庁舎で行われ、今年4月から休校となっている宮島小学校と休園となっている同幼稚園の廃止に向けた市立学校措置条例の一部を改正する条例の議案提出依頼について審議し、可決した。同議案については市議会の12月定例会に提案され、可決されれば来年4月1日に廃校、廃園となる。
同校の休校は、昨年度末に児童6人のうち、卒業する6年生3人を除く在校生3人の保護者から、転校を希望する申請書が提出されたことを受けての措置。
休校となってからは、島尻自治会から再利用計画が市教委に提出され、廃校手続きを前倒しで調整するよう求められていた。
さらに、今月も同自治会から12月末までに廃校とするよう求められたことを受けていた。
同自治会からの要望としては、校舎と土地については無償譲渡か無償貸与を求めており、同計画を進める上で市の理解と協力も呼び掛けている。
同校の休校期間について市教委では当初、3年間を予定していたが、同自治会からの要請を受け、来年4月1日をもって廃校とする手続きを進めていくことなった。