政治・行政
2017年11月26日(日)9:03
主桁の架設始まる/伊良部乗瀬橋
開通は19年度を予定
伊良部島と下地島をつなぐ乗瀬橋の主桁架設工事が25日から始まった。長さ24・4㍍、重さ27・3㌧の主桁本を一本ずつ大型クレーンで吊り上げ、中央部分にはめ込んでいる。乗瀬橋は2019年度開通をめどに工事が進められている。
乗瀬橋の全長は117㍍で、幅員は約10㍍。老朽化に伴って13年1月に取り壊され、今は新しい橋の建設工事が行われている。
今回着手した作業は、主桁の14本を並べて橋を完全につなげる工事。桁は長山港からポールトレーラーという特殊車両で運搬し、大型クレーンで一本ずつ吊り上げてはめ込んだ。この日は特別に見学会も行われ、主に家族連れが工事の様子を見学して橋造りの現場を学んでいた。伊良部小学校4年の池間琳汰君は「初めて見たけどすごいです」と架設工事に興味津々。「早く乗瀬橋を渡りたい」と笑顔だった。