市長賞に「オムそばめし」/第1回宮古島うまむぬ杯
たまご家おかんが受賞
「宮古島うまむぬ(おいしい料理)杯」(宮古島調理師会主催、宮古島BBcom共催)の表彰式が26日、宮古の産業まつり会場のJTAドーム宮古島で行われ、たまご家おかん(平良東仲宗根)の「ふわとろオムそばめし」がグランプリとなる市長賞に輝いた。
このイベントは、宮古そばを使ったオリジナルメニューを市内飲食店から募集し、実際に食べた客が投票して順位を決める初の取り組みで市内53店舗が参加した。
初代グランプリに輝いたたまご家おかんの料理は、神戸のソールフードといわれる焼きそばとご飯を炒めるそばめしに、宮古そばを使用した。
神戸出身で経営者の神原知明さん、紀美代さん夫妻は「子供からお年寄りまでがおいしいと好評です」と話した。参加することに意義があると思い、チャレンジする気持ちでイベントに臨んだという。「自分たちでも楽しもうと思ったが、こんな大きな賞をもらえてうれしい」と喜んだ。
グランプリ受賞の料理は同店のメニューに加えられ、価格は800円(サラダ、スープ付)。
準グランプリは2店舗で、宮古島観光協会長賞は、くになか食堂(平良東仲宗根)の「野菜そば」、宮古島商工会議所会頭賞は麺屋サマー太陽(平良下里)の「カオソーイそば」がそれぞれ選ばれた。