航空幕僚長から感謝状/奥平寛さん、自衛隊任務遂行に寄与
宮古地区自衛隊家族会顧問の奥平寛さん(82)=城辺比嘉=がこのほど、防衛省航空幕僚長から感謝状と記念品を受けた。自衛隊の活動を広報するなど、航空自衛隊の任務遂行に寄与したことをたたえたもの。奥平さんは「微力だが、これからも自衛隊の士気高揚に貢献していければ」と喜びを語った。
贈呈式は東京市ヶ谷のホテルで行われ、杉山良行航空幕僚長が直接手渡した。
自衛隊の任務や重要性について認識し、航空自衛隊の発展に貢献した個人や団体に贈られるもので、航空自衛隊宮古島分屯基地によると、今回の受賞者は全国から約20個人・団体、県内からは奥平さん一人だったという。
奥平さんは1996年から2005年まで宮古地区自衛隊家族会の会長を務めた後、顧問に就任。これまでに、基地と地域住民との架け橋となり、各種行事への積極的な参加や協力などを行ってきた。
感謝状の報告会が27日、平良地方合同庁舎で行われた。奥平さんは「幕僚長からの感謝状は身に余る光栄。自衛隊の昼夜努力のおかげで平和が保たれている。これからも国民や領土を守る自衛隊の活動に協力していきたい」と話した。
贈呈式に一緒に参加した宮古島分屯基地の古田桂子司令は「日ごろの協力のおかげでわれわれも活動ができる。長年の功績が認められての受賞であり私たちもうれしく思う」と語った。