宮古から4人表彰/海保図画コンクール県内表彰で
【那覇支社】「第18回未来に残そう青い海・海上保安庁図画コンクール」(主催・海上保安庁、公益財団法人海上保安協会)の表彰式が1日、那覇市の第11管区海上保安本部で行われた。宮古地区からは、県内表彰に中村愛乃さん(北小6年)、川根星怜さん(下地小2年)、兼本桜子さん(北小5年)、安里穂歩さん(西辺小2年)が選ばれた。小学生高学年の部で国土交通大臣賞(最高賞)に輝いた西里愛未さん(東小5年)の表彰式は、今月中に東京で行われる。
表彰式では、海上保安協会沖縄地方本部長賞・小学生高学年の部に「ウミガメ」を描いた中村さん、海上保安友の会沖縄支部会長賞・小学生低学年の部に「ジンベイザメ」を描いた川根さんと同高学年の部で「伊良部大橋」を描いた兼本さん、第11管区海上保安本部奨励賞・小学生低学年の部に「潮干狩り」の様子を描いた安里さんの4人に表彰状と記念品が手渡された。
第11管区海上保安本部の宮﨑一巳本部長は「どの作品も沖縄の海を大切にしようという気持ちが素直に表現され感心した。絵に込めた気持ちを忘れず素晴らしい沖縄の海を未来に残しましょう」と激励した。
表彰式後、中村さんは「きれいな海にごみを捨てないでほしい」、川根さんは「大好きなジンベイザメの絵を描いた」と、受賞の喜びを語った。
また、兼本さんは「ごみ拾いなどの行事にも参加したい」、安里さんは「海の生き物を大切にしたい」と、今後の目標を述べた。
同コンクールは、海洋環境保全思想普及活動の一環で海をテーマにした絵画を募集。今回は、全国から小・中学生合わせて3万839点、県内から507点の応募があり、その中から県内の13人が表彰された。
受賞作品は、南風原町のイオン南風原店で2~10日まで展示される。