初の女性部長を選出/観光協青年部臨時総会
山本さん、宮古PRに意欲
宮古島観光協会青年部は2日、市内ホテルで臨時総会を開催した。2018年第32代青年部長について審議した結果、居食屋「和おん・♪」の山本ゆかりさん(42)を選出した。女性青年部長の選出は今回が初めて。山本さんは「これまでの部長たちに劣ることなく一生懸命に頑張っていきたい」と抱負を語った。
臨時総会に先立ち観光協会青年部の次期部長選出委員会が立候補、推薦の受付を行った結果、立候補者が山本さん1人だったことから委員会として山本さんを次期部長に選出。臨時総会でその結果を報告し、審議を行った結果、全会一致で山本さんの選出を決めた。1月開催予定の総会で正式に決定する。任期は1月から12月までの1年間。
山本さんは「私なりに私らしく一生懸命に部員を引っ張っていきたい。初の女性部長なので女性の目線で宮古島を県外、海外へ紹介していきたい」と新部長としての意気込みを示す。
宮古島の観光の課題としては海外からの観光客への対応を挙げる。「ウエルカムな気持ちで迎えられることが一番良いと思っている。部員と意見を出し合いながら、どうずればもっと良くなるのか考えていきたい」との考えを語った。
臨時総会であいさつしに立った現部長の立津烈さんは「観光客数は急激に伸びているが、ここがピークではなく、まだまだ右肩上がりに進むことが予想される。青年部の活動もますます忙しくなると思うが、横の連携を密にして一致団結してこの波を越えていこう」と呼び掛けた。