選挙後、初の定例会開会/市議会12月定例会
新人議員初登壇へ/提案議案25件を市長が説明
市議会議員選挙後、最初の定例会となる宮古島市議会(嵩原弘議長)12月定例会が6日、開会した。会期は20日までの15日間で、13日から始まる一般質問で新人議員は初登壇する。初日は下地敏彦市長が議案提出理由を説明した。今定例会には市海業センター取水管敷設工事請負契約について議決を求める議案や伊良部に海業支援施設を設置し管理するための条例案、9月定例会で否決された城辺地区4中学校の統合校の位置を定める条例改正案など計25件が提案された。
今定例会に提案されたのは補正額14億2431万円の一般会計補正予算案など予算案が9件。市海業センター取水管敷設工事の請負契約を1億7503万円で共和産業と締結することなどの議決を求める議決議案が7件。水産業を中心とした地域振興を図ることを目的に伊良部に整備される海業支援施設の設置および管理に関する条例制定や、城辺の4中学校を統合し西城中学校の位置に城辺地区統合中学校(仮称)を設置するための市立学校設置条例の一部改正案などの条例案が8件。人権擁護委員の任期満了に伴い新たに委員を推薦する諮問1件。
今定例会初日は下地市長が登壇し、議案の提案理由について説明して慎重審議と議案議決を要請した。
12月定例会2日目のきょう7日は提出議案に対する質疑などが行われる。8日と11日は市議会常任委員会が開かれ付託議案を審議。一般質問は13、14、15、18、19日の5日間を予定。最終本会議となる20日は各常任委員会委員長による審議結果の報告と報告に対する質疑、討論、議案の採決が行われる。