入園者数50万人突破へ/宮古島海中公園
きょう達成セレモニー
宮古島海中公園(運営・宮古島海業管理センター)内の海中観察施設の入園者数がきょう10日、50万人を突破する見込みとなった。来場50万人を記念して同日午後2時から、同公園で50万人達成のセレモニーが行われる予定。
同セレモニーでは、50万人目の入園者を記念してくす玉と花束で迎え、宮古-那覇間の往復航空券や宮古島産の活きクルマエビなどが贈られる。
海業管理センターの豊見山健児社長は「観光施設として7年目で50万人を超えることができるのは非常にうれしい。市や観光客に感謝したい。予想以上だ」と話し「今後、同公園の周辺施設整備も進めていきたい」と述べた。
2016年度は、台風による閉園も1日だけで、クルーズ船の寄港回数の増加や航空路線の増便などにより、同施設への入場者数は9万8440人と飛躍的な伸びを示し、11年度に開園して以来の累計入園者数は同年度末までで42万7227人となった。
宮古島海中公園建設の事業費は約9億円。海中観察施設は横幅約29・6㍍奥行き約5㍍のトンネル型で、壁に設置された24個の観察窓から、さまざまな海の生き物を観察できる。
9日、茨城県から同施設を訪れていた60代の女性は「海面が目よりも上に見えるのは不思議な感じがする。でも、魚もカラフルだし、きれい」と観察を楽しんでいた。