社会・全般
2017年12月17日(日)8:55
学校給食を知ろう/食と子どもの健康展
食と子どもの健康展が16日、マックスバリュ宮古南店であり、多くの市民が学校給食の歴史や献立について理解を深めた。学校給食が出来上がるまでの流れも知り、実際の給食に出るパンの試食も楽しんだ。
県学校栄養士会と県学校給食会が主催。沖縄本島内では毎年開いているが、宮古島では初開催となる。狙いは学校給食に対する理解の促進と食育の重要性を広くアピールすること。
店内の一角に設けられた展示スペースには午前10時の開始と同時に多くの市民が訪れた。パネルに展示された給食の歴史や食育の取り組み、地場産業を活用した献立についても学んだ。
子どもたちが箸を正しく使えているかどうかを見る豆運びコーナーも設置。多くの子どもが参加し、小さな豆を箸ではさんで皿から皿に移していた。
イベントの実行委員長を務める伊佐祐希さんは「普段は公になっていない給食を市民の皆さんに知ってもらう良い機会」と離島開催の意義を語り、「これで終わりではなく、2年に1回でも開けないかどうか検討していきたい」と話した。