北中吹奏楽部がW金賞/県アンサンブルコン
打楽器は県代表で九州へ
第42回県アンサンブルコンテスト(主催・県吹奏楽連盟)は16、17日、うるま市民芸術劇場で行われ、北中学校(宮国敏弘校長)吹奏楽部の打楽器六重奏と、金管八重奏がそれぞれ金賞を受賞した。打楽器六重奏(平良彩貴、平良瞳来、國仲宝石、川満緒都、目取眞千華、長嶺ゆい)は県代表に選ばれ、九州大会(来年2月10日、佐賀県)への切符を手にした。
メンバーは17日、保護者らが出迎える中、賞状とトロフィーを手に笑顔で帰島した。
打楽器六重奏は2年連続の金賞で、リーダーの平良瞳来さん(2年)は「昨年は九州に行けなかった。今回はリベンジをしようと、昨年と同じ曲で臨んだ。レベルが上がってうれしい」と喜びを話し、「『金賞』と呼ばれた時は「みんなで『キャー』と叫びました」と笑顔を見せた。
金管八重奏のリーダー砂川穂乃花さん(2年)は「最初は緊張して音も震えたが、その後は緊張が取れて悔いのない演奏ができた。皆さんの応援があって4年ぶりにダブルで金賞が取れた」と報告した。
長濱靖顧問は「打楽器の一つの楽器は他校から借りて演奏した。金管のメンバーは、体調不良で変更も考えた。そういった中で部員はよく演奏してくれた」とたたえた。
打楽器六重奏は「水面に射す紅き影の波紋」、金管八重奏は「パヴァーヌとダンス」をそれぞれ演奏した。
コンテストは木管、金管、打楽器とそれぞれをミックスしたパートで審査が行われ、県内から計94校が出場した。