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社会・全般
2017年12月19日(火)8:57

砂川さんの大臣賞を祝う/バス事業振興と発展に寄与

国交大臣賞受賞祝賀会で花束を贈られた砂川さんと妻の信子さん=17日、市内ホテル

国交大臣賞受賞祝賀会で花束を贈られた砂川さんと妻の信子さん=17日、市内ホテル

 八千代バス・タクシー会長の砂川恵昭さん(91)の国土交通大臣賞受賞祝賀会(主催・北学区体育協会)が17日、市内ホテルで行われた。出身地の北学区住民や同社職員、知人、友人ら約120人が出席し受賞をたたえるとともに、後陣の育成に期待した。

 受賞理由は、バス事業の振興に努め、その分野の発展に寄与した功績をたたえるもの。表彰式は10月に同省で行われ、バス事業では全国で31人が表彰された。県内では砂川さん一人。

 主催者を代表してあいさつした北学区体育協会の安慶田成夫会長は、会社創設時はバス7台、従業員12人だったが、現在はバス32台、従業員は60人に増えていることを紹介。昔のバスは「ボンネットバス」と呼ばれ、エンジンのかけ方にはコツがあったことなども話して「当時は苦労したことと思われる」とねぎらいの言葉と、長年にわたり庶民の足として経営を続けてきたことに感謝の意を表した。

 また、「賞のかげには奥さんの支えや、従業員の安全運転もあった」と話した。

 あいさつに立った砂川さんは「たくさんの人が来てくれて感謝している」と礼を述べた上で「最初のバスは、日本軍の払い下げのトラックを改造して狩俣を往復するだけだった。利用者には迷惑を掛けたと思う」と当時を振り返った。

 祝賀会では、華やかな踊りが繰り広げられ、幕間には砂川さんの業績とバス業界のさらなる発展を期待しての乾杯の音頭が続いた。


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