安全・安心確保に全力/年末年始総合警戒活動
関係団体がパトロール
年末年始の警戒を呼び掛ける街頭パトロールが21日午後、市内商店街などで行われた。警察、市、県、防犯協会など関係団体のメンバーが参加し、安全で安心な街づくりを訴えた。
宮古島警察署、宮古島地区防犯協会が主催した。出発式で宮古島警察署の大城辰男署長は「関係団体と連携を密にして警戒活動を推進し、安全で安心な街づくりのために警察活動を強化する」と述べ、年末年始の事件事故防止を決意した。
続いて防犯協会の前川尚誼会長が「年末年始は事件事故が発生しやすい。1件でも減らせるようパトロールなど啓蒙(けいもう)活動を実施し、住みよい宮古島にしよう」と話し、関係団体を網羅した取り組みの充実強化を呼び掛けた。
宮古島市の下地敏彦市長と県宮古事務所の稲福具実所長は、来賓あいさつで活動の充実を期待した。
この後、車両パトロールを実施し、各地区でそれぞれ広報活動を行った。平良交番には「ボウハンパトロール中」の看板イルミネーションを点灯させた。
西里大通りでは徒歩によるパトロールを行った。各団体の代表がゆっくりと歩きながら歩行者に年末年始の警戒を呼び掛けた。
防犯啓蒙のチラシ入りお菓子を配ったり、ひったくりの被害に遭わないよう声を掛けたりしながら安全な街づくりを訴えた。