大学合格を報告/宮古高校
国立8人、難関私立2人
宮古高校(平良智枝子校長)の3年生8人が国公立大学に、2人が難関私立大学に合格した。21日に同校で報告会見が開かれ、合格者が喜びと抱負を語った。
今回、同校から国公立では名桜大学に5人、琉球大学、県立看護大学、京都工芸繊維大学に各1人、難関市立では1人が上智大学と明治大学、もう1人が国際基督教大学に合格した。
合格者を代表して琉球大学国際地域創造学部国際地域創造学科に合格した上地百華さんが「私が琉大のこの学科に入りたいと思ったのは、出身地で外国人観光客も増えている伊良部島の活性化に役立つ人間になりたいと思ったから。外国語を学びながら観光を学べるので選んだ。さまざまな視野から観光を学んで島に役立つ能力を身に付けたい」。上智大学外国語学部フランス語学科と明治大学文学部文学科英米文学専攻に合格した玉城夏芽さんは「上智大学が第一志望で、この学科を志望したのはフランス語と宮古方言の発音方法が似ていると知ったことがきっかけ。それぞれの言語の共通点や相違点を探求し、将来はフランスと日本の架け橋として活躍できるよう上を目指して頑張りたい」とそれぞれ語った。
平良校長は合格を祝福するとともに「大学では今以上に自分を磨いて能力を開花させてほしい」などと激励した。
上地さん、玉城さん以外の合格者は次の通り。(敬称略)
名桜大学国際学群国際学類=池間真子、親泊里奈、久貝ニナ、砂川綾乃▽同大学人間健康学部スポーツ健康学科=垣花みわの▽県立看護大学看護学部看護学科=上原愛音▽京都工芸繊維大学工芸学部デザイン科学域=仲宗根沙也▽国際基督教大学教養学部アーツ・サイエンス学科=田村歩葉