佐良浜クラブが全県制覇/りゅうぎんカップ小学バレー大会
夏の大会覇者に雪辱
県小学生バレーボールのりゅうぎんカップ第40回記念大会が23、24両日、沖縄市体育館などであり、宮古地区代表の男子佐良浜クラブが優勝した。全試合ストレート勝ちの完勝。決勝では夏の大会で敗れている西原と対戦し、圧勝した。24日に帰島したメンバーは空港で盛大な祝福を受けた。
佐良浜クラブは、予選リーグ、決勝トーナメント全6試合で1セットも落とすことなく快勝した。
キャプテンを務める170㌢の石原岳志君と、174㌢の嵩原祐作君の両エースを中心に圧倒的な攻撃力で快進撃を続けた。
夏の大会と同一カードになった決勝では、西原を圧倒した。第2セットは10点差をつける試合運びで夏の大会の雪辱を晴らした。
メンバーは24日午後7時すぎの便で到着した。空港で出迎えた父母や学校関係者は大きな横断幕を掲げて全県制覇を祝福した。
父母らを前にキャプテンの石原君は「一人一人が自分の力を出し切り、優勝することができた。6年生にとっては最後の大会。とても良い思い出になった」と喜んだ。「2月の選抜大会に向けて、これからも頑張りたい」と決意した。
チームを率いた與座清隆監督は「1年生のときから見てきた6年生が最後の大会で優勝を決めることができて良かった。また、今年が教員生活最後の年になる前泊校長に最も良い結果を報告できた」と話し、多くの支援に感謝を込めた。
報告会には宮古地区小学生バレーボール連盟の佐久本茂樹会長も駆け付け「佐良浜クラブは技術的にも気持ち的にも他のチームを圧倒していた」と強調し「今回の結果は宮古地区全体に良い影響を与える。価値は大きい」とたたえた。
最後に前泊清校長が「決勝ではダブルスコアで夏の大会のリベンジができた。教員生活最後の年に最高のクリスマスプレゼントをもらえた。選手、監督に心から感謝したい」と話した。