16年度受診者は3021人/夜間救急診療所運営委
さらなる連携強化確認
2017年度宮古島市休日夜間救急診療所運営委員会が25日、宮古病院で開かれた。同診療所の16年度の受診者数は前年度比172人減の3021人だったことなどが報告された。また、下地睦夫宮古地区薬剤師会長、上地成人県看護協会宮古地区会長、山本一太宮古病院救急科医師の3人に委嘱状が交付された。
冒頭のあいさつで下地敏彦市長は「同診療所と宮古病院がしっかり連携してくれて効果も出ている。皆さんの意見を聞きながら市としてもしっかりサポートしたい」と述べた。
同診療所は宮古病院の新築移転に伴い旧診療所から年度に新宮古病院に併設する場所に移転。
同年度の受診者数は4307人と前年度の2743人から急増。しかし14年度は3458人、15年度は3193人、16年度は3021人と減少傾向が続いている。
16年度の受診者数を診療科目別に見ると、内科が最も多く2301人、次いで小児科が503人。月別では1月の436人が最多。次いで2月の366人となっている。
委員会では、同診療所の藤川栄吉所長から宮古病院側との情報の共有や連携の強化などが呼び掛けられた。
これに対して、委員長の本永英治院長も感染症などの情報を積極的に提供して、市民の健康増進に向けて連携を密にしながら取り組んでいくことを約束した。