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産業・経済
2017年12月27日(水)8:56

品質低調も上昇傾向/宮糖城辺

操業1週間、4000㌧搬入


操業1週間を迎えた宮糖城辺工場。4000㌧余りの原料を搬入した=26日、城辺砂川

操業1週間を迎えた宮糖城辺工場。4000㌧余りの原料を搬入した=26日、城辺砂川

 宮古製糖城辺工場の2016-17年期サトウキビ製糖操業は26日、開始から1週間を迎えた。これまでに4037㌧を搬入し、平均糖度は12・52度。基準糖度帯(13・1~14・3度)には達していないが、上昇傾向にある。冷え込みなど今後の気象条件に伴う品質向上が期待される。

 工場がまとめた搬入概況によると、搬入原料(サトウキビ)の26・43%が基準糖度帯に達している。基準以上は3・28%、それ以外の原料は基準糖度を下回る実績だが、糖度は少しずつ上昇を続けている。

 今期は12万5800㌧の原料を見込む。干ばつや台風といった自然災害をもろに受けているが、株出し栽培の普及に伴う収穫面積等の拡大で平年以上の生産量は確保できる見通しだ。

 年内開始となった今期の操業は88日間を予定。来年3月中旬まで続く。

 宮古地区では同工場のほか宮古製糖伊良部、同多良間の3工場が稼働。沖縄製糖宮古工場は来年1月5日に操業を開始する。

 地区全体の生産見込み量は34万9000㌧前後。大豊作の前期と比べると8万6000㌧ほどの減産になるが、台風や干ばつに見舞われながらも平年以上の収量になる。


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