22人が大人の仲間入り/多良間で一足早い成人式
村長「島に戻って活躍を」
【多良間】一足早い成人式が4日、多良間村コミュニティー施設で開催された。式典では久しぶりに会う郷友との再会で旧交を温めていた。伊良皆光夫村長から一人一人に記念品が贈呈された。今年の新成人は22人。
伊良皆村長は「新成人おめでとう。地球上でたった一つの古里、多良間島は皆さんにとって特別な場所。この中の何人かが島に戻って、次の時代の担い手として活躍することを願っている。これからは一人一人が手を取り合って、協力してほしい」と式辞を述べた。
新成人を代表して伊良皆茜さんが「20歳という大きな節目を迎えた。私たちは大人としてはまだまだ未熟。社会人として働いている人、夢に向かって学業を続けている人もいるが、これからは社会の一員としての自覚を持って責任ある行動をし、常に前向きに進んでいくことを誓う」と、新成人の決意を述べた。
式典後、祝賀会が行われ、保護者や関係者らが出席し、新成人を祝った。
多良間駐在の仲田真吾警部補は「『酔いは醒めても悪夢は醒めない』。成人を迎えた喜びと、二十歳の自覚と責任を胸に、社会に貢献できる大人に!」と書かれた、宮古島まもる君の携帯電話用ストラップを一人一人に贈った。