幼なじみと記念撮影/下地地区新成人
恩師らとの再会の場つくる
下地地区の新成人約40人は5日、宮古島市主催の各地区合同の2018年成人式終了後、下地農村環境改善センターにバスで移動し、記念撮影を行った。「世話になった親や支えてくれた人に、成長した姿を見てほしかった。小中学校の担任だった恩師に会いたい」との新成人の思いから、同センターで記念撮影をすることにして、その場を設けた。
同地区新成人の幹事役を務めた下地美咲さんは「新成人たちの要望を受け、下地地区地域づくり協議会は自分たちの気持ちをくんで、マティダ市民劇場から同センターまでの移動のバスと記念撮影の費用を負担してくれた」と同協議会の協力に感謝している。
下地さんは「昨年までは、地区別で式典、祝賀会をしていた。今年は市全体の成人式。下地地区は保育園からみんな一緒で幼なじみ。はじめは式典、祝賀会をやりたいと計画していた。市の成人式終了後からになるので、式典や祝賀会を行うのは時間的な余裕がなかったので記念撮影だけでもとなった」と残念な思いは残った。
下地さんたち新成人は、小中学校で担任だった恩師に「同センターで記念撮影をするので、会いに来てください」と連絡した。
記念撮影会場を訪れた中学校1、2年の担任だった金城さやか教諭は「機会と場をつくってくれて、大きくなった皆さんと会えてうれしい」と笑顔で教え子たちと旧交を温めていた。