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社会・全般
2018年1月14日(日)9:00

飲酒運転検挙100件超/宮古島署17年まとめ

人身事故は減、物件事故増/スピード違反など取締強化


人身事故件数

人身事故件数

 宮古島署(大城辰男署長)は、2017年の交通事故件数、交通違反検挙者数をまとめた。それによると17年の人身事故件数は01年以降で最少の96件だった。これは前年比5件の減少。また、物件事故の総件数は1555件と同比270件の増加で、過去10年間では最も多かった。交通違反検挙者数は2304人で同比264人の減となった。交通違反では飲酒運転が100件を超え、同比36件の増加となった。宮古島署は管内では交差点事故が多いことから、一時不停止および信号無視、スピード違反などの取り締まりをより一層強化し、死亡事故につながる事故の抑制に努める。(数字はいずれも暫定値)



 人身事故関係では死亡事故が1件、重傷事故が11件、軽傷事故が84件だった。このうちレンタカーの事故件数は11件。高齢者(65歳以上)の事故は前年比7件増加の30件で、全体の約35・7%を占めた。前年は約26・1%で、高齢者による事故が全体に占める割合も同比で増加した。


 人身事故は安全不確認が事故原因全体の約46%で、交差点での出会い頭の衝突が多く、平良地区が全体の約77%を占めたのが特徴。


 物件事故件数は17年が1555件と過去10年間で最多で、前年比270件の増加。物件事故に占める高齢者の割合は約23・1%と前年比で1・5ポイント増加した。物件事故の内訳はレンタカー事故が740件で全体の約47・59%を占めた。


 物件事故の特徴は、駐車場での事故が全体の約40%、単独事故が約46%を占めた。また、レンタカー事故件数の増加が物件事故総数の増加とほぼ同数だった。地区別では平良地区が全体の約70%を占めた。


 17年の交通違反関係の検挙者総数は2304人で、一時不停止が最も多く1093人、次いで携帯電話使用等が378人だった。飲酒運転の検挙者数は123人と100件を超え、このうち39人が逮捕された。


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