保育現場の現状聞く/移住体験モニターツアー
県外から就職希望者来島
宮古島の保育園で働くことに関心のある県外在住者に宮古島へ来てもらい、島の暮らしや保育園のことについて知ってもらう「おきなわ宮古島市移住体験モニターツアー」が18日から20日までの2泊3日の日程で行われている。8人が参加していて、2日目となる19日は保育園の見学や関係者との個別対話で宮古の保育現場の現状などについて説明を聞いた。
県が事業主体、市が共催となって行われている今回のツアーには、関東から5人、関西から2人、九州から1人の計8人の女性が参加。18日昼に来島し、初日は市の概要などについて説明を聞いた後、不動産物件やスーパーなどを見学し、宿泊は城辺地区で民泊した。
2日目は午前中、いけむら保育園、こくふくこ保育園、はなぞのこどもえん、花園保育所を見学。午後からは市役所平良庁舎で午前中に見学した4施設の関係者との個別対話が行われた。参加者は2人1組となり、各施設のテーブルを順番に回り、保育方針や給与、休日、勤務時間などの労働条件、宮古の地域性などについて説明を聞いた。
大阪から参加していて祖父母が宮古島出身という下地香さんは「宮古島へ来るのは学校の修学旅行以来。沖縄が好きで、今回このツアーのことを知って、いろいろな体験や経験したくて応募した。いろいろ見学したが沖縄ならではのほんわかした感じが良いと思った」と語った。
最終日は午前中に2日間の振り返りを行い、ツアー終了となる。