沖縄の今、笑いで表現/おきなわ新喜劇宮古公演
会場、笑いの渦に
第4回おきなわ新喜劇ツアー「オキナワンアーミー」(主催・吉本興業)の宮古公演が21日、マティダ市民劇場行われた。会場には多くの市民が詰め掛け、舞台で繰り広げられる新喜劇の笑いを楽しんだ。
おきなわ新喜劇ツアーの宮古島公演は今回が2年ぶり3回目。
今回は「ガレッジセール」のゴリさんがプロデュースするオリジナル新喜劇で、「沖縄とアメリカ」をテーマに基地問題などを織り交ぜながらも笑いがあふれる作品となっている。
物語は、沖縄の日常にあるトピックスをストーリーに織り交ぜ、笑い、愛、平和にあふれた内容で、スリムクラブなど実力派キャストらがそろい、宮古の方言をも交えて展開するストーリーに会場は大きな笑い声に包まれた。また、スペシャルゲストの具志堅用高さんが舞台に登場すると大きな拍手が送られた。
おきなわ新喜劇は、日本におけるお笑いの原点ともいえる吉本新喜劇に、沖縄の要素を取り入れている。
方言を含め、沖縄の歴史や文化、風習を織り交ぜ「笑って学べる沖縄」をテーマに新しい沖縄のエンターテインメントとして人気を博している。