11/22
2024
Fri
旧暦:10月21日 赤口 己 
社会・全般
2018年1月22日(月)8:56

美術作品を鑑賞/市総合博物館

「蔵元周辺図」など学ぶ


参加者らは「二季会」でも活躍した画家らの作品などを鑑賞した=21日、市総合博物館

参加者らは「二季会」でも活躍した画家らの作品などを鑑賞した=21日、市総合博物館

 市総合博物館(上地等館長)は21日、「企画展関連キュレータートーク美術作品の鑑賞と紹介」を開いた。市民ら約20人が参加。同館職員で美術作品に詳しい新田由佳さんが講師を務めた。

 新田さんは、最初に第2展示室で常設展示される画家、宮原昌茂の作品名「蔵元と其の周辺図」など4点についた語った。蔵元(くらもと)とは、琉球王国の地方政庁のこと。

 新田さんは「画家宮原は明治32年に平良に生まれた。大正12年に沖縄県師範学校を卒業し、大正14年に京都へ美術研究訓導として派遣される。その後、宮古島で本格的な油彩画の展覧会を開いたのは、画家宮原が最初だった」と述べた。

 参加者らは、特別企画展示室に移動。新田さんは「宮古島では昭和31年3月に絵画同人サークル『宮古美術同人会』が結成された。創立当初のメンバーは、下地明増、池村恒仁、本村恵清、平野長伴、大宜見猛、川満進、下地充。開催中の『平成27・28年度新酒蔵品展』では池村、木村、下地の3氏の作品も展示されている。絵画同人サークルはその後、絵画サークル『二季会』に改称された」と語った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

2024年11月14日(木)9:00
9:00

牧山公園活用へ要望集約/市観光商工課

構想策定へ整備方針説明/地域住民との意見交換会   市観光商工課(砂川晃徳課長)は12日、伊良部牧山公園活用基本構想の策定に向けた伊良部地域住民との意見交換会を伊良部球場会議室で行った。事務局が展望台や周辺整備など市観光推進協議会の議論を基にまとめた…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!