「花と食のフェス」開催へ
27~28日に奥武山公園/宮古からも出展
【那覇支社】「地産地消」をテーマに、県産農水産物の消費拡大と生産振興に向けた「おきなわ花と食のフェスティバル2018」(主催・同推進本部)が27、28日の2日間、沖縄セルラースタジアム那覇がある那覇市の奥武山公園で開催される。
キャッチフレーズは「てぃだサンサン 食べたらがんじゅう 沖縄産!」。沖縄の新鮮な農林水産物や加工食品を使った料理の試食会や展示即売など、多彩なイベントが催される。
同推進本部は23日、那覇市の新JA会館で会見した。本部長の大城勉JAおきなわ理事長は「安全安心で、新鮮な県産農林水産物や加工品に触れて、味わって、食文化の創造、再発見を実感してほしい」とアピールした。同副本部長の島尻勝広県農林水産部長も「沖縄の青果物や野菜、花きなどの品質の良さをじっくり味わい、農家の意気込みを感じてほしい」と、多くの来場を呼び掛けた。
今回は、160企業・団体が出店。期間中の来場者数は、昨年の13万人を上回る16万人を目標にしている。
宮古島市からは、クラフトキッチン・コッペが出展するほか、県内の食品業者による「おきなわ島ふ~どグランプリ」では、ユートピアファーム宮古島(マンゴージュレ)やパラダイスプラン(宮古島カレー)、べーたが島たらま(ぱなぱんびん)、ティダファフトリ(マンゴーソースなど)の4社がエントリーする。
さらに、「まーさん市場」には県産肉バーベキューコーナーがあり、「サーターヤー」では多良間島などの黒糖製造の実演や試食なども行われる。「環境保全型農業展示」コーナーでは、有機農産物などの紹介がされる。生産振興に関する試験研究を紹介する「試験研究成果コーナー」もある。
一方、セルラーパークでは県産花き・野菜・果樹の品評会・表彰式のほか、フラワーデザインコンテストの公開審査、生け花教室なども開かれる。
フェスティバルは、2日間とも午前時から午後6時まで。那覇軍港西側に臨時駐車場を設置する。