クイーンズVへ始動/ヤマダ電機陸上部
6年目の宮古合宿
昨年の全日本実業団女子駅伝(クイーンズ駅伝)7位入賞のヤマダ電機陸上競技部が29日午後、強化合宿のため宮古島入りした。森川賢一監督は「全日本駅伝で優勝することがチーム最大の目標。宮古島から出発したい」と力を込めた。
宮古島合宿は6年目になる。今年も主力の西原加純さん、竹地志帆さん、石井寿美さん、筒井咲帆さんらが顔をそろえた。合宿は来月8日までの11日間。
29日午後の便で到着した選手を宿泊先となるホテルブリーズベイマリーナの社員が出迎えた。宿泊部支配人の岡部成昭さんは「今年も良い成績が収められるように、ホテルとしてもサポートしたい」と歓迎した。
チームを代表して花束の贈呈を受けた石橋麻衣さんは「盛大な歓迎が本当にうれしい。恵まれた環境で走れることに感謝しながら頑張りたい」と決意を語った。
合宿入りに当たり森川監督は「過去6年、ここ(宮古島)から始めて成功してきた」と強調。「日本選手権でタイトルを取れる選手を出したい。最終的には11月の全日本を取ることがチーム最大の目標になる。走り込みで基礎体力を上げていきたい」と話した。
西原さんは「宮古島はとても好きな場所。暖かくて海がきれい」と絶賛。「合宿ではトラックシーズンに向けて土台をつくる。しっかり距離を踏みたい」と実のある合宿を誓った。