有効求人倍率1・61倍/宮古12月
県内最高「人手不足続く」
ハローワーク宮古(宮古公共職業安定所、知念宏和所長)は30日、2017年12月の「雇用の動き」を発表した。それによると、有効求人倍率(求職者1人当たりの求人数)は1・61倍で、前年同月と同倍率で変動はなかった。
県内の5カ所の地域別の有効求人倍率では宮古の1・61倍が最も高く、次いで八重山の1・53倍だった。
1倍を超えるのは20カ月連続。知念所長は「有効求人倍率は高止まりで、人手不足が続いている」と分析している。
月間有効求人数は1252人で、前年同月比6・4%増加。月間有効求職者数は778人で、前年同月比6・3%増えた。778人のうち168人は在職中で、より良い条件の職を求めている。
新規求人数は317人で、前年同月比27・6%(121人)減と2カ月連続減少した。
産業別新規求人状況では不動産、賃貸業が人(前年同月4人)で175・0%増。公務・その他35人(同13人)で169・2%増えた。
情報通信業0人(同22人)で100・0%減。卸売・小売業19人(同65人)で70・8%減。宿泊業・飲食業23人(同49人)で53・1%減少した。