西辺、鏡原、狩俣中の作選定/健康増進計画キャッチフレーズ
生徒会長らを表彰
宮古島市健康増進計画の世代別キャッチフレーズに選ばれた西辺、鏡原、狩俣の3中学校の生徒会への賞状授与が31日、市役所平良庁舎で行われた。各生徒会長やキャッチフレーズ考案者に長濱政治副市長から賞状が手渡された。
同計画のキャッチフレーズは市内各中学校を対象に昨年9月1日から10月20日まで募集していた。応募作の中から子供世代部門に西辺中学校の「がんばろう 早ね 早起き 朝ご飯」、成人世代部門に鏡原中学校の「食べた分 歩いて減らそう 体脂肪」、高齢者世代部門に狩俣中学校の「散歩ではぐくむ 心の健康 身体の健康」が選ばれた。
表彰式にはキャッチフレーズを考案した西辺中学校の山里雅紀君(1年)、鏡原中学校生徒会長の恩川直己君(2年)、狩俣中学校生徒会長の狩俣弥希さん(同)が参加。別用で式に参加できなかった健康増進計画推進会議の会長を務める下地敏彦市長に代わって長濱副市長が賞状を手渡した。
キャッチフレーズに込めた思いについて山里君は「小さいころから早寝、早起き、朝ご飯を意識して健康的な生活をしてほしいと思った」。恩川君は「宮古は歩いて移動する人が少ないので、歩いて移動してもらって健康になってほしいと思った」。狩俣さんは「おじいさん、おばあさんがあまり健康的な状態ではなかった時に歩いて足腰が強くなったり、散歩している最中に友達や近所の人とコミュニケーションを取ることでどんどん元気になったということを聞き、いつまでも健康で心も体も元気でいてほしいとの思いを込めた」とそれぞれ説明した。
長濱副市長は「キャッチフレーズを啓発、啓蒙(けいもう)活動に活用させてもらいたい」と語った。
これらのキャッチフレーズは市が発行する冊子などに掲載することで、同計画のPRに活用される。