手作り商品の魅力PR/ナイスハートバザール
第2回ナイスハートバザールイン宮古島(主催・一般財団法人県セルプセンター、特別協賛・琉球銀行)が3、4日、マックスバリュ宮古南店の駐車場で行われた。障がい者を支援する9事業所が参加し、小物や民芸品などの手作り商品、栽培した農産物や草花などを展示販売した。あいにくの小雨交じりだったが、会場には大勢の市民らが訪れ、目当ての商品を手にしながら利用者と会話をし交流を深めた。
障がい者が、自分たちでつくったオリジナル商品やその魅力を市民にPRするイベントで、働く意欲のある障がい者の工賃アップや販路拡大も目指す。
初日はオープニングセレモニーが行われ、県セルプセンターの井上真由美理事は「素晴らしい商品ばかり。自信を持って販売してほしい。施設のアピールをしながら今後の活動につなげてもらいたい」とあいさつした。
協賛企業の琉球銀行宮古支店の山入端裕哉支店長(代読)は「今後とも社会福祉活動を支援していきたい」、場所を提供したイオン琉球マックスバリュ宮古南店の垣花周作店長は「販路を拡大し、活動をさらに活発にしてほしい」とそれぞれイベントの趣旨を強調した。
利用者を代表して神里裕斗さん(みやこ学園)は「このイベントを契機に、売上アップにつなげていきたい」と意気込みを示した。
トマトの苗を購入した48歳の女性は「利用者の皆さんが一生懸命に育てたり作ったりした品を買うことで、少しでも社会福祉に役立つことができれば」と話した。
出店した施設は次の通り。
美い舎▽みやこ学園▽アダナス▽くこりもや▽あけぼの学園▽ビザライ▽青潮園▽わかば自立支援センター▽伊良部島ハーブベラ畑-。