交通安全功労に池間さん/県表彰式
団体では「推進員の会」
【那覇支社】2017年度の沖縄県交通安全功労者等表彰式(主催・県交通安全推進協議会)が6日に県庁講堂で開催され「交通安全功労者」16人、「優良自動車運転者」9人、「交通安全功労団体」9団体が選ばれた。宮古地区からは、狩俣交通支部の池間裕紀雄さんが交通安全功労者として、「沖縄県交通安全推進員の会」が交通安全功労団体として、それぞれ表彰された。
池間さんは狩俣交通支部長を4年、役員も全体で10年務め、朝の学校前での立哨活動や部落行事での交通整理などを行ってきた。「交通支部に誘ってくださった先輩や、歴代の署長さんにも感謝したい。宮古から1件でも交通事故が無くなるよう、定年まで頑張りたい」と述べた。また、毎月2回の街頭立哨のほか、交通安全週間でも活動を行ってきた沖縄県交通安全推進員の会を代表して、福里治さんが「受賞を契機に、われわれ10人の会員と交通課、安全協会とタイアップしながら、宮古から少しでも交通事故を減らしていければ」と意気込みを語った。
表彰式で県交通安全推進協議会長の翁長雄志知事(代読・浦崎唯昭副知事)は、沖縄での交通事故の死者数(17年)は、前年を5人上回る44人の尊い命が亡くなったことや、飲酒運転の摘発件数が7年ぶりに2000件を超えていることを指摘し「地域や職場での主体的、継続的な活動が必要だ。一層の御協力をお願いしたい」とあいさつした。