宮島小、来月25日閉校式/1年間の休校経て廃校へ
昨年4月から休校となっている宮島小学校・幼稚園の閉校式が3月25日に関係者を招いて実施されることがこのほど決定した。同校は4月1日で廃校となる。
閉校式は、市教育委員会の主催で行われ、式後の「お別れ会」を島尻自治会主催で実施する予定で進められている。
同校の休校は昨年、当時在籍していた児童6人のうち、3月で卒業する6年生3人を除く在校生3人の保護者から、転校を希望する申請書が提出されたことを受けての措置。
休校となってからは、島尻自治会から再利用計画が市教委に提出され、廃校手続きを前倒しで調整するよう求められていた。
同校の休校期間について市教委では当初、3年間を予定していたが、同自治会からの要請を受け、今年4月1日をもって廃校とする手続きを進めてきた。
昨年の市議会12月定例会でも、廃校に向けた関係議案が提案され、賛成多数で可決されている。
宮島小は1959年、平良教育区立狩俣小学校宮島分校として児童数70人、教員2人体制で開校。71年に平良市立宮島小学校として独立した。2016年度までに403人の卒業生を輩出している。