小中学校開校準備室設置へ/市教委が要綱の制定可決
宮古島市教育委員会の第11回定例会が22日、市役所城辺庁舎で開かれ、2019年4月に開校する伊良部島小中学校(愛称・結の橋学園)に伴い、市立小中学校開校準備室要綱の制定を全会一致で可決した。
同準備室は新年度に設置され、室長には同小中学校の初代校長が就任する予定となっている。
同準備室の事務分掌は新設校の▽教育課程編成▽組織体制▽教材備品および管理備品の整備-などとなっている。
人員は5人以内で、設置期間は教育長が必要と認める期間としている。
また、事務処理に関して計画を立てるとともに進ちょく状況については随時教育部長に報告する。
そのほかの議案では、「市いじめ防止基本方針」と「いじめ防止対策連絡会設置要綱」についても審議し可決。いじめ防止に向けて関係機関一体となった取り組みの充実を目指していくとしている。
また、宮島小学校の閉校に伴い指定通学区域に関する規則の一部改正案も審議され可決された。
新年度以降は、これまで宮島小の通学区域だった「狩俣1~4114」「島尻14~1529」「島尻888(南静園)」「大神6~203」が狩俣小学校区域となる。