平安山君、山里君が県制覇/紙ヒコーキ全国大会
来月全国大会出場へ
第1回JAL紙ヒコーキ全国大会(沖縄地区予選)で優勝した平安山莞吹君(城辺小5年)と山里温夢君(鏡原中2年)が22日、市役所城辺庁舎に宮國博教育長を訪ね県制覇を報告するとともに来月、東京都で開催される全国大会に向けて決意を示した。
報告を受けた宮國教育長は「素晴らしい報告に喜んでいる。全国大会ではぜひ、優勝してほしい。その報告を楽しみにしている」と激励した。
平安山君は「2年前から家族と紙飛行機で遊びながら練習してきた。全国大会でも優勝を目指しているのでもっと練習を頑張りたい」と述べた。
山里君も「周囲のおかげで県制覇できた。全国での目標は飛行時間20秒以上を目指しているので良い結果を宮古に持ち帰りたい」と全国制覇に意欲を示した。
大会の競技方法は、室内滞空時間を競い、地区予選は那覇市の銘刈小学校体育館で行われた。
平安山君は小学生の部に出場し、記録7秒で優勝。山里君は一般の部(中学生以上)に出場し、記録12秒16で優勝している。
折り紙ヒコーキ協会宮古支部の友利正治支部長は「2人とも家族が応援してくれて、さらに努力もしている。その結果で全国大会を勝ち取った。全国でも優勝候補だと思うので良い結果を期待している」と述べた。
全国大会は、3月18日に東京都大田区総合体育館で開催される。
同大会は、折り紙ヒコーキを通して空への夢と交流の輪を広げ、人・文化の積極的な交流を促進することなどを目的に開催する。