教員3人が成果報告/市立教育研究所第17期
市立教育研究所の2017年度後期(第17期)研究教員の「研究成果報告会」が2月28日、市中央公民館で行われた。3人の教員がそれぞれの研究成果を報告した。
市教育委員会の宮國博教育長は「今年度の研究教員の成果報告は各学校で、これからの取り組みのヒントになり得ると思う。教育委員会としてはいずれの取り組みについても、各学校の実態にあわせ、本市の児童生徒の学力向上に向け、指導してほしいと願っている」との激励のあいさつを市教委学校教育課の砂川修課長が代読した。
県教育庁宮古教育事務所の下地政昭所長は「われわれの周りには教師力を磨く多くの機会があるが、教育研究所は離島圏域の教員、児童生徒双方に効果性の高い研修となっている。改めて研究員の皆さんの頑張りに敬意を表したい」と激励した。
研究成果は適応指導教室研究教員で平良中学校の平良多代子教諭が「自己尊重感を高める支援」。第17期研究教員で北小学校の仲間麻子教諭が「互いに認め合い、協力し合いながら活動できる子の育成」。平良中学校の洲鎌ヒロ子教諭が「科学的な思考・判断力・表現力を育む学習指導の工夫」と題して、研究成果の報告をした。