閉校記念誌を発行へ/伊良部・佐良浜小中統合協
石碑の取扱は継続審議
第20回伊良部・佐良浜小学校及び伊良部・佐良浜中学校統合協議会(仲間明典会長)が8日、伊良部公民館会議室で開かれた。伊良部島小中学校(愛称・結の橋学園)開校に向けた今後の作業内容を確認したほか、4小中学校それぞれに閉校記念誌を作成することを確認した。
閉校記念誌については、作成費用を市教育委員会が負担するとし、これまで閉校記念誌を作成した宮原、宮島両小学校とほぼ同じ30ページ程度を予定している。
また、各学校の歴史等の整理計画についての協議では、各学校の校庭に児童生徒たちの活躍を記念した石碑が多く点在しているほか、創立記念日などの際に同窓会寄贈された石碑などもあり、統合に伴ってその取扱をどうするかについて話し合ったが結論は持ち越しとなった。
そのほか、取り組みの進ちょく状況や今後の工程については、運動場工事着工は、佐良浜中学校校舎解体後の2019年8月を予定し、プールについては、具体的な教育課程編成後に市長部局と調整して建設を検討するとしている。
あいさつで宮國博教育長は「作業は着々と進んでいる。4月には開校準備室も設置されて、いろいろな作業が進められる。これからも活発な協議を進めてほしい」と呼び掛けた。