3年連続で佳作受賞/平良中新聞部
全国新聞コン 手書きで情報発信
第67回全国小・中学校・PTA新聞コンクール(主催・毎日新聞社など)の学校新聞の部で平良中学校新聞部(佐和田ちひろ部長)の「S・Y・S新聞」が佳作に入賞した。9日には同校で喜びの報告が行われた。同コンクールにおいて、同校新聞部は3年連続で佳作を受賞している。
新聞名の「S・Y・S」は「さすが」「やっぱり」「それでこそ」のローマ字の頭文字で、今年度は7人の部員で校内の出来事や地域の農業や産業などを取材して学校の内外に情報を発信してきた。
受賞について佐和田部長は「2年連続で佳作だったので、今回はもっと上の賞を狙っていたけど佳作もすごい結果なので喜んでいる。いろいろなところで取材して記事を掲載し、手書きの文字の形や色を工夫して読みやすくしてきた。そうした部員たちの努力が実ったと思う」と笑顔で話した。
亀川昌彦校長は「この新聞では生徒の生の声を通して学校のことを知ることができる。子供たちの目線を通した学校の沿革にもなっているので素晴らしいと思う」と話した。
「S・Y・S新聞」は、平良第一小学校と南小学校にも配布され、進学してくる6年生が同校の様子を知ることができ、スムーズな学校生活を送る上でも効果を発揮しているという。
毎月2回程度発行し、今年度はこれまで18号を発行している。
今回のコンクールでは、全国から56校からの応募があり、平良中の学校新聞は上位6作品に選ばれた。