大賞に前田治さん/おきでん写真コンテスト
夜景、離島などテーマ
【那覇支社】第10回おきでん「ひかりの風景」デジタル写真コンテスト(主催・沖縄電力)の表彰式が13日、那覇市のおきでん那覇ビルのふれあいホールで開催された。応募総数1008点の中から20作品が入賞した。大賞には那覇市の前田治さん(30)の作品「粋な背中と過ぎ行く影」が輝いた。
大嶺滿社長はあいさつで「今回は、3~80歳の幅広い年齢層の方々からの応募があり、多くの県民に親しんでもらえて大変うれしく思う。今回から『離島』をテーマに追加した。日々の暮らしや家族の愛情あふれる写真、沖縄らしい夜景、離島ならではの風景など、いずれも力作ぞろいだった」と述べた。
審査委員長の大城信吉沖縄写真連盟会長は「写真は楽しんで撮ることが大切。新設されたテーマ『離島』の応募数が少なかったが、来年には増えることを期待したい」と話した。
同コンテストは、写真撮影を通して「電気のひかり」が持つ温かさや華やかさ、安心感などに親しむとともに、県内の写真文化の醸成を図ることを目的に行っている。テーマに「暮らし」「夜景」「沖縄」「離島」の四つを掲げ作品を募集している。
その他の入賞者は次の皆さん。(敬称略)
【優秀賞】渡名喜房乃、平昂大、菊地利行、久野直哉、福林開【奨励賞】崎濱芙弓、城間さやか、島袋美佳子、坪内謙、仲宗根由貴野、富永由香(2作品入賞)、菅力也、儀間梨々香、當間早希【特別賞】財木貞徳、花城雅孝、藤原寛也、大城潤